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島らっきょう

島らっきょうの里から届いた大地の薫り

独特の食感と辛みが後を引く美味しさ

島らっきょうは沖縄の人にとってなくてはならない島野菜のひとつ。
香り高く、シャキシャキとした歯ごたえがあり、フランス料理によく使われるエシャロットに近い辛みを持っています。
本土のらっきょうとは違って、沖縄では生のまま塩でもんで浅漬けで食べるのが一般的で、ほかにも、丸ごと揚げた天ぷらや、炒め物、キムチ漬けなどいく通りにも楽しめる食材です。

県内一の生産量を誇ることから、「島らっきょうの里」を宣言している伊江島。
平成19年には沖縄県内唯一の島らっきょう拠点産地にも認定されています。
というのも、伊江島の土壌は、石灰岩が風化して赤くなった「島尻マージ」という水はけのよい土壌で、島らっきょうを育てるのに十分な条件が揃っているからです。
柔らかな「島尻マージ」では農作物を深植えできるので、伊江島産の島らっきょうは白い部分が長く、ふっくらとした形をしています。