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伊江小麦

100年以上も前から栽培されている「伊江小麦」

戦時中も乗り越えた希少価値の高い在来種

あまり知られてはいないのですが、沖縄でも小麦が生産されています。
小麦の農家さんによると、伊江島は琉球王朝時代に小麦の一大産地だったそうです。
戦時中は、防空壕にまで小麦の種を隠し持って、戦後はその種を島中の農家と分け合って守り続けていました。なので、伊江島産の小麦は全て同じ種から生まれた小麦といえます。

「江島神力」は個性的な香ばしさと粗さが味わいの在来種。
もともと各農家で食べる分しか栽培しておらず、島外に出回ることはほとんどありませんでした。
そのうえ、栽培農家の高齢化などで生産量が減少し、一時は生産自体が無くなりかけていたそうです。
しかし「島人の食を支え続けた伊江島の小麦を守りたい」と、農家の人々立ち上がり協力して伊江小麦は復活を果たしました。

今では苦労して改良を重ねた結果、品質も向上して安定した生産量を保つことができています。また近年の健康食ブームに乗って、胚芽をまるごと挽いた全粒粉がうけて、徐々に知名度と認知度も上がっているそうです。
きっと歴史の荒波を駆け抜けた島人と小麦のたくましさが、印象深く強い味わいに繋がっているのでしょう。